こんにちは、バクレツです。
新卒でコール営業をやっていました。
しかし、辛すぎて退職代行を利用して辞めました。
今はフリーランスで仕事をしています。
変な規則やパワハラもなく、毎日が穏やかです。
そして、先日こんなツイートをしました。
退職代行批判する人ってなんなんですかね。「私は退職代行使って辞めない」「僕は退職代行を使わずに辞めると言える」ならまだわかるけど、「退職代行使うなんて社会人としてどうなの?」って言ってる人を見ると、ああこういう人が職場にいたから退職代行使ったんだろうなと思わざるを得ないんだよな…
— 新卒限界辞め女バクレツ (@genkaiYAME) May 26, 2020
退職代行批判する人ってなんなんですかね。「私は退職代行使って辞めない」「僕は退職代行を使わずに辞めると言える」ならまだわかるけど、「退職代行使うなんて社会人としてどうなの?」って言ってる人を見ると、ああこういう人が職場にいたから退職代行使ったんだろうなと思わざるを得ないんだよな…
退職代行を使うのは、クズでも卑怯でもありません。
むしろ、真っ当な手段を使っていて律儀です。
解説しましたので、少しだけお付き合いください。
退職代行はクズでも卑怯でもなく“正式な退職手段”
退職代行は、正式な退職手段なんですよね。
バックレとは全く違う
いきなり会社に来なくなるという点では、退職代行とバックレは同じように見えるかもしれません。
しかし、中身は全く違います。
- いきなり会社に来ない
- 辞める意思があるのかどうか分からない
- 連絡が取れない
- 会社への返却物が返されない
- 会社も、必要書類を送れない
- 退職の手続きが進まない
- いきなり会社に来ない
- 退職代行会社から辞める旨が伝えられる
- 退職代行会社を通じて連絡が取れる
- 会社への返却物はしっかり返される
- 会社から必要書類を送付できる
- 退職の手続きがスムーズに進む
会社側に迷惑がかかる要素がありませんよね。
世の中にはたくさんの代行業がある
退職代行だけでなく、世の中にはたくさんの代行業があります。
ちょっと具体例を出してみます。
- 料理代行
- 家事代行
- UberEats(客側にとって注文代行)
- UberEats(店側にとって運送代行)
- 運転代行
例えば上記です。
これらを使って「クズだ!」「卑怯だ!!」と言う人はいませんよね。
もっと広く言えば、ハウスクリーニングや害虫駆除、Amazonなどのネットショッピングもある意味代行業みたいなものですよね。
自分でできないことを他人に依頼するのは、クズでも卑怯でもありません。
「Amazonを使って買い物するなんてありえない!実店舗に足を運んで買い物できない奴はクズ!そんな奴は社会で通用しない!」
こんなこと言っている人見たことありますか?
退職代行を批判する人はこれくらい意味の分からないことを言っているのです。
「退職代行使う奴はクズ!卑怯!」←そんな人たちのせいで辞められない
「退職代行使う奴はクズ!卑怯!」なんて言う人達がいるから、退職代行の利用者数は多くなっていると思うんですよね。
というのも、おそらくですが、「退職代行使う奴はクズ!卑怯!」とわざわざ口に出して言ってしまう人は、無意識のうちにパワハラ気質だからです。
実際に、かなり過激ですが、このようなツイートがあります。
夏休み前に急増。退職代行をリピートする若者たちの本音(週刊SPA!) – Y!ニュース https://t.co/dJ4UuxuNGi
— 辛口系おやじ (@karakuchikei) August 12, 2019
こんなサービスを利用しないと退職すらできないような腑抜けに、仕事なんか出来るはずがない。
リピーターが増えるのも当然。
だって、どこの会社もいらないモン、そんなクズ人材。(^o^)
夏休み前に急増。退職代行をリピートする若者たちの本音 https://t.co/Ao1piJ1pAC
— HYPER SKY CREATION Avenger (@hyper_sky_c) August 11, 2019
子供の頃から、叱られ、ひっぱたかれる事もなく、甘やかされ育ってきた根性無しのクズが増殖中💥これからはもっと増えるでしょう💨
嫌な事は人任せ、社会では通用しない❗
そういう奴の人生は終わってるね💥
こういう人たちに限って、自分の口から言ったとしても、理由も聞かずに「うちでやってけないなら他で通用しないぞ!」とか言うと思うんですよね。
少し考えて欲しいのですが、「辞めたい」と自分で簡単に告げることができて、簡単に辞められるなら、退職代行という職業は成立しませんよね。
逆に言うと、辞めたいと簡単に告げられない環境、告げたとしてもなかなか辞められないという現状があるから退職代行という職業が成立しているのです。
そういう状況を作り出しているのが、「退職代行はクズ!卑怯!」なんて言ってしまう人なのだろうな…と、私は思います。
なので、気にするだけ無駄な意見です。
「退職代行を使う奴は社会で通用しない!」←嘘
退職代行を使ったからといって、一生ニートになってしまうわけがありません。
「社会で通用する」が何を指すか分かりませんが、仕事ならいくらでもあります。
例えば下記です。
- 飲食店のアルバイト
- 工場のアルバイト
- 事務の契約社員
- データ入力の契約社員
- エンジニアの正社員
- 営業の正社員
ほんの一部分ですが一例です。
どれもちゃんとした仕事で、退職代行を使ったところで社会に通用しなくなることはありませんよ。
正社員で「仕事で疲れてプライベートも心が休まらない」「毎日憂鬱な気分で1日を過ごす」くらいなら、アルバイトで「仕事は最低限にしてプライベートを楽しむ」「毎日穏やかな気分で1日を過ごす」とかの方が幸福度が高いですからね。
それに、退職代行を使ったからといって転職が不利になることもありません。
詳しくは下記で解説しています。
安全に逃げないと大変なことになる
特にここからは、退職代行を使うか迷っている方に向けてお話していきます。
まず、「辞めたいです。」と自分で言い出せそうなのであれば、自分で言いだすのも良いと思います。
ただ、自分で言い出せない方、言い出したとしても精神的に消耗してしまいそうだという方、言い出すことに過度なストレスがかかってしまう方は躊躇なく退職代行を利用してください。
理由は、ブラック企業に居続けると心身ともに壊れてしまうからです。
私自身、以前ブラック企業に勤めていました。
パワハラ当たり前、残業・土日出勤当たり前、社内人権なしといった感じですね。
そういった環境に8ヶ月身を置いていただけで、
- 食欲が湧かない
- 肌がかなり荒れる
- なぜか爪が剥がれる
- 心から笑えなくなる
- 気がついたら涙が出ている
- 没頭していた趣味がどうでもよくなる
など、心身ともにかなり限界状態になっていました。
それでも、自ら上司に退職を告げることができず悩んでいました。
辞めたいと告げ、皆の前で晒されて笑いものにされた社員を見ていたからです。
仮に受け入れてもらったとしても、辞めたいと告げてから退職までの期間出社しなければいけない、と想像しただけで耐えられませんでした。
そこで私は、そんな辛い思いをするくらいなら、お金を払ってでも退職代行で辞めた方がいいのでは?と思ったのです。
結果的にこの考えが功を奏し、退職代行を依頼してからたった33分で、誰とも会わずに退職することができました。
そして、ずっと辞めたくても辞められなかった会社を簡単に退職できたおかげで、毎日が平穏になりました。本当に気が楽になりました。
もし、「退職代行はクズ!卑怯!」なんて意見を気にして退職代行を使わなかったら、きっと今でも言い出せず、辛い思いをしてブラック企業で働いていたでしょう。
身を削り、心を削り、仕事のためだけに毎日を生きて、なんのための人生か分からずに苦しんでいたでしょう。
一旦心を病んでしまうと、取り戻すのが大変です。
私の場合、退職してから半年経つ今でもブラック企業時代のことを思い出してどうしようもなく辛くなる時があります。
限界状態の時に退職のやり取りをするのはストレス過多です。
限界突破してからでは取り返しがつきません。
心の安全性を保ちながら、退職しましょう。
退職代行を使えば、出社せず、上司と顔を合わせずに辞めることができます。
そうして少しずつ心の傷を癒し、徐々に次の一歩を探す感じでいいと思います。
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